私が心のことを仕事にする思いについて、お話しします。

心の手当てをするということ

もうかなり前になりますが、20歳の誕生日をまたいだ2週間、私はインドにいました。

インドには、マザーテレサの創った宣教会が運営する施設があります。

「死を待つ人の家」という所が有名ですが、他にも孤児や老人、障がいのある人など様々な施設があります。そこでボランティアをするために、私はインドに行きました。

サポートの必要な方のための場がある。

それは日本も同じです。

でも、インドのそこには

クーラーも、洗濯機も、電動ベッドも、介護器具も、オムツも、高度な医療器具も…ありませんでした。

簡素なベッドの上で看取られていく人々。

世界中から集まった言葉の通じないボランティアたち。

施設の現地スタッフともボディランゲージでのコミュニケーション。

でもそこには、確かに「人のぬくもり」がありました。

物よりも、共通の言語よりも、何よりも、

人の温かさ、愛、やさしさが、溢れていました。

技術的な支援ではなく。

ただ、それだけ。しかし、それだけで充分、それがあれば心が満たされるのだということに、若かった私は衝撃を受けました。

目には見えない心に優しく触れる、それがどんなに人を癒すのか、ということをその時知りました。

『心の手当てをする』ということは、傷の治療や栄養ある食事と同じか、それ以上の価値があるのだと、遠く離れた地で、言葉も通じない人々に教えてもらいました。

ソーシャルワーカーとして

当時私は、福祉の仕事に就きたいという希望を抱いていましたが、両親から反対されて迷っていました。インドに行ったのもそれが理由の一つでしたが、私はガンジス河を眺めながら、やはり「人を支える仕事がしたい」とひとり心の中に誓いました。

ガンジス河にて

その後、大学を卒業し、再度学校に入り直し福祉を学んだ私はソーシャルワーカーになりました。

例に漏れず人手不足の福祉現場は、せわしない毎日でしたが充実していました。

しかし物・支援・医療にあふれていても、底の見えない心の飢えをいつも感じていました。

実際の支援も必要。

でも心の傷を癒したり、心の悲鳴に耳を傾けることができれば、もっともっと穏やかに幸せを感じられるのではないか。そう、ずっと思っていました。

そして、カウンセラーとして心の世界と向き合うことを選びました。

心の中にあかりを

私自身も、自分の人生の中で沢山の困難に出会いました。人間関係、受験、就職、恋愛、仕事、結婚、出産、転職、離婚…。すべてを投げ出したくなることもありました。その度に、心の中の深い海を探り、旅してきました。

苦しみの中で、知りました。

心の在り方ひとつで、現実を、今という瞬間を変えられるということも。

何も起こらない人生などありません。

困難や苦しみが来ようとも、心の声を聴き、自分の心の中にあかりを灯して歩くことができれば、どんな道でも暗くありません。

困ったとき、苦しいとき、悲しいとき、迷ったとき、どうしたらよいかわからないとき…

カウンセラーに心の声を聴かせてください。

自分で灯した火は、決して消えません。

あなたの心にあかりを灯すお手伝いをしたい。

そういう思いでこの「あかりカウンセリング」を始めました。

カウンセリングというと敷居が高いと感じる方もいらっしゃるでしょう。

でも、どうぞ気楽に、マッサージやヨガに通うように、心のことを話しにいらしてくださいね。お待ちしています。